2010年3月25日木曜日

Congo(旧・ザイール)までの道 その5

カセセでは豪華にバスタブ付きの部屋で寝て

夜中に何度か起きて「垢すり、垢すり、、」

気持良いほど垢が出てくる。

標高が高いカセセは森に囲まれ

緑が濃い。

ルワンダ国境まではスグ近くで15分くらい。

今日は気温も低いからデリカも調子が良い。

国境付近では「車輌のクリアランス代理人」達がウヨウヨしている。

即席のフランス語とキニャルワンダを使いつつ、

無事に国境通過。

向こうからやってくる車がエラソーな感じで

道を塞いでいる。「バカ野郎!なめんなよ!」なんて思っていると。

ルワンダは右側通行で、

道を塞ぎ、

クラクション鳴らしまくって

ギャーギャー騒いでいた僕は

バカ丸出しだった、、、

反省。

オフィサーに頼まれて警官を二人乗せ

キガリまでいざ出発だ。

2010年3月18日木曜日

カスビヒルズ炎上、、そして焼失、、

先ずは、

http://english.aljazeera.net/news/africa/2010/03/201031751743701387.html

を見て貰いたい。

原因は未だ調査中だけれど、、、

なんだかなー、、、呆然としてしまう。

ウガンダはブガンダで、キガンダだから、、、

そして、この人達は本当に王様が好きだ。

その歴代のお墓が焼失とは、、、

あー、、、何と言っていいか分からん。

オボテの馬鹿がクーデター起こして、

沢山の宮廷音楽家が殺され、、、

ウン百歳の太鼓・楽器が燃やされ、、、

ガイラ翁も鬼籍に入り、

俺の師匠も太鼓が叩けない大病を患い、、、

あー、、、もう、なんだかなー、、、

2010年3月10日水曜日

Congo(旧・ザイール)までの道 その4

翌日の朝、なんとデリカはちゃんと修理出来ていた!!

片田舎だったが、ウガンダはまだ僕のと

同じモデルのデリカが結構たくさん走っている。

結局は職人の腕なのかな?とも思った。

ナイル川の源流を渡りジンジャを越え

ウンザリするカンパラ市内の渋滞を抜け

一路、カセセまで向かう

カンパラ以西は初めてだったから

結構、ドキドキした。

道路は思ったよりも良い状態で

マサカ~ンバララ間は場所によっては

日本を思い出すくらい整った道だった

が!!時々とんでもない大きさの穴が空いていた!!

デリカじゃなかったら引っくり返っていたかも??

気持良く走っている時にときどき出くわす

この穴には閉口した。

さて、ルワンダ国境近くの町カセセまでは

アップダウンの激しい峠道で、景色は日本の田舎みたいだった

ちょっと疲れ気味のデリカを休ませる為にも木陰で昼寝をした。

さて、明朝はやっとキガリに着くぞ!!

美女が待っている、、、うははははは。

2010年3月5日金曜日

Congo(旧・ザイール)までの道 その3

両側に湿地帯が広がる場所で

ウンともスンとも言わなくなってしまったデリカ、、、

相棒のW氏がタンクからガソリンを吸い出し

直接キャブレターに吹きかける荒業も

結局のところ、吸気系に問題があるらしく

一旦エンジンが掛かるが続かない、、、(笑)

通り掛かりの人曰く「あと1Kmで小さな村がある」らしい、、、

そこまでボーダーボーダー(バイク・タクシーの意)で行き

小さなガレージのフンディ(職人の意)を呼んで来た

矢張り、ここでは修理も何も出来ないので

なんと!1ℓだけペットボトルにガスを汲み

そこから彼の相方が直接キャブにチョロチョロ垂らしつつ

爆音を立て無理やりデリカを動かして1Km走った(笑)

こんな無茶な事をしてエンジンは大丈夫なのだろうか!?

う~ん大丈夫みたいだ、、、、

そして、この晩は表側が安飲み屋で裏がチョンの間と云う

典型的な売春宿で1泊した。

その晩は、ヘベレケになってしまい、、、

あまり覚えていない、、、、

明日には車は直るのだろうか????