「マザンバヒのムションドは凄い!」
これが僕の相棒サイディとの共通意見だ。
アレぐらい凄いのはチョットいないな、、、
彼は父親か母親がディゴ族のハーフで
昔ながらの“ムゼーカヒンディ・ツァンジェ”のような
ムションド1本にブンブンブが1本(多くて2本)のスタイルを
現在の大中小のブンブンブを並べるスタイルに変えた張本人だ。
初めて彼の太鼓を観たのが第1回の“Ngoma Tour”で
「なんじゃ!こりゃぁ!!」と言う衝撃を受けた。
もう、全く次元が違う、としか言いようの無い「音」で
ムションドが早ければ“速射砲”のように飛び出し
他のカブンブンブ達と組み合わせれば“芋虫”のように這いずり回る。
終いにはカブンブンブ達を横に寝かせて
その上に座り、足も使い始めて自由自在に叩き始めた
まあ、兎に角、傍目からは
「かる~く叩いている」だけなんだが、、、、、
非常にちから力強い音で
1本の太鼓とは思えないほどの
バリエーションを持って語りかけてくる
いやぁ~凄い!御見それしました。
「手順は後追いで何とかなる」
「秘密はあの魔法のようなタッチだ」
これも僕とサイディの共通意見
だって、マザンバヒ出現以降
殆どのムションド叩き達が
ブンブンブの数を増やしたけれど
あの魔法のタッチが無ければ
ゼ~ンゼン、、、ダメ!!(苦笑)
僕はその後も何度か
Ngomaの名手達のお葬式とかで
マザンバヒの太鼓を聴いたが
彼がムションドを叩いた後
他の太鼓叩き達は
「ま、一服しよう」と叩こうとしない(苦笑)
巫女さん達も彼のムションドに翻弄され
「燃え尽きた」カンジになってしまっている。
そして、彼らは魔法使いみたいな感じなので
マザンバヒ自身も嫉妬によるゴタを避けるために
実に控えめで
サッと叩いて、サッと止めて、サッと去ってしまう。。。
う~ん、、、勿体無い。
マザンバヒがソリストで
僕とサイディがサイドを固め
ダバに凄い奴が入って
凄い巫女さん4、5人で日本行けたらさ
ガキのオママゴトで
「ブッ飛ぶ!」「最高!」とか言っている連中が
文字通りシロ目剥いてブッ倒れるか
硬直して動けなくなるようなモン
観せられると思うけどね
まあ、金が無いからムリか!!
カズング・マーシャとカズング・マザンバヒの
写真が無いのが、、、、、、、、、、
う~~~ん 残念だ。
お詫びにこれが正しいムションド叩きの姿勢
オッチャン!格好良い!!
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