2009年7月2日木曜日

ポケットの中から3000シリング、、、

ナイロビで最高・最強のグループではなかろうか!と自画自賛していた

「マシャリキ・オールスターズ」

結局、最後は資金的に無理が続いて解散してしまったけれど、、、その「マシャリキ」の後期に、元星野学校の卒業生であり、現在、Mと云うサファリホテルで働いているNちゃんに「クリスマス&大晦日年越しのライブを演って欲しい」と久々にお仕事の連絡が入り、少数ながら精鋭を集めて現地へ向かった。

泊まっているお客さんにワークショップをしたり、ホテルのスタッフも皆良い人達ばかりだったし、空気は綺麗で、僕は沢山本を読む事が出来て(日本語の活字に飢えていたから)毎晩のSHOWも楽しく出来た。勿論、「精鋭」なのだから、ステージはバッカッバッカに盛り上がった。

残りの日数も少なくなってきた頃、選挙前のキャンペーンである大物政治家が泊まりに来た。

そこで、ワザワザ!ソノ大物政治家の為にその晩はSHOWを2回行った、ウチのメンバーの中でも同族の連中は大張り切りで(笑) 日本で活躍中の「世界初の女性Nyatiti奏者」向山恵理子女史の師匠として日本へ行ったJ・Nyamunguなんかは、朝からソノ大物政治家の為の曲を創り、皆で夕方まで練習して、、本番はバッチリLuo族のンゴマ主体の演目がウケ、最後は御大自身がORUTUダンスで踊ってくれた。同族の連中はそれだけでもう、、、、「胸一杯」だったろうが、、、、

グループのリーダーである僕や、海岸地方の別民族の連中はやっぱり「お捻り」を相当期待していた。

「なんてたって次期大統領だからな!」
「故ケニアッタ大統領の時は????も貰ったぞ!」 etc....

次の朝、物々しい警護の連中と一緒に御大登場!

「昨日は楽しかった、ありがとう、、リーダーは誰だ?」

勿論、ニャムングやオウコ達と連れだって近くへ行くと、、、、

ポケットの財布から出したお捻りはたったの3000ksh、、、、

勿論、同族連中は大喜び!

でも、ちょっと、少な過ぎやしませんか? ケニアにはアメリカ的な民主主義は合わないな、、と漠然と思っているし、古今東西、政治家と云うのは卑しい人種だと思っているから、やっぱり、、、、

3000ksh!と云うのは、、、ボス、、シケてるぜ!と思ったのが正直なところ。

でも、現在も結構偉いみたいだし、、、なんか失礼だったら、、、

許してね? ソ~リィ??

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