子供に教えるのは
楽しい。
ニドゥオンゲを教えた経験で学んだこと。
今まで書いてきたように、こちらのお膳立て次第で
ほぼ100%の人間が叩けるようになる。
そんな太鼓だ。
両手の手順だけを一つ一つ増やしていきながら
一回りするのに全部で約10回。
簡単な事だし、アタマじゃ分かっているけれど、、、
両手がついていかない(笑)
次はソコじゃないと分かっているのに、、、
つい手がソコへいってしまう(笑)
俺に「焦らず、ゆっくり叩こうな」と言われているのに、、、
ドンドン早くなっていく(笑)
あと、もう少しで叩けそうなのに、、、
俺は意地悪だから「はい、交代」
一生懸命な子は、太鼓を離れても膝を叩いたり、
一人で必死にシュミレートしてる。
俺もそうだったし、今もそう。
「こう叩きたい」とか「こういう音が欲しい」とか、、
それは単なるフレーズだったり、何かもっと漠然としたモノだったり、、、
でも、それを追いかけて、何度も反復して自分の中で歌って、、、
いつの間にか出来るようになっている。
出来るようになったら、暫くは楽しい(笑)
でも、俺は飽きっぽいから、スグに「なーんだ!こんなモンか!」となる。
そんなことの繰り返しだな。
その取っ掛かりを、数人の子供達にだけれど、
感じて貰えたと思う。
これは俺にとって、凄い成長だ。
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