僕はコンゴ初心者なので、、
歴戦の強者達が聞けば
「そんなの当たり前じゃん」程度の事だろうが、、
その1:ビザが無かった!?
一応ナイロビでビザは取れるのだが
蔦田さんにハナシを聞いていたので
国境でとる取る事にする。
ルワンダを無事に出てから
コンゴ側に入ると
”ゾンビ”のように制服達が群がってくる。
曰く「ビザは俺に任せろ!」
軽くいなして打ち合わせ通りフェリックスに頼むと
数分してからビザを貰えた。
が!パスポートには何も無く、、、
紙切れ一枚だけだった、、、
どうやら、これがビザらしい、、、本当かな??
その2:部屋の予約も賄賂次第
一応キガリの国境越えが専門の業者を通じ
ゴマで一番のホテルを予約しておいたのだが、、、
どのくらいのホテルかと言うと、
大統領や官僚達、後は外人ばかりが泊るホテル。
しかし!受付曰く「そんな名前の予約は無い」
フェリックスさんが幾らか掴ませると、、、
「おお!こんな所に名前があった!!」
しかし! 連れて行かれた部屋は
発電機の上で、、話しもできない(笑)
他の部屋にしろ!と怒っても「満室」の一点張り。
しかし!再び幾らか掴ませると
静かな湖畔の部屋が用意された(笑)
その3:女は黙って酒を注ぐ!
一応ナイロビの夜のオネエチャン達は
「ねぇねぇ、一杯おごってよ!イイでしょ?」といった感じで
色々な事が始まるのだが、、、
ゴマのオネエチャンはイキナリ隣りに座って
俺のビールをを勝手に注ぎ始める(笑)
おい、ちょっと待て!コラ!(笑)とたしなめると
「●×△◎×▼!?」と言って去って行った(笑)
横ではフェリックスが大笑いしている(笑)
いやぁ~ナメられてんなぁ~俺は!!
これがキッカケで毎晩出かけることになる。
その4:ポリへの賄賂は迅速に!!
日中車で市外へ出ると
各ランドアバウトでポリに捕まる(笑)
理由は、、、
*飲み水を積んでいない
*窓を開けて走っている
*タイヤが指定のモノではない等、、、なんでも良い(笑)
問題は、、、
ポリは1人2人の内にハナシをつけることだ。
さもないと、、、
ウヨウヨ後からやって来て
「私はこれで良いが、、、他の連中が何と言うか、、、」
という事で手痛い出費を余儀なくされる(笑)
まぁ、ルワンダ・ナンバーの車で
外人の僕が助手席に乗っていれば
そりゃあ、カモだよな。
隠れて上手くやり過ごせても
見つけられた途端!バイクで追いかけて来て
次のランドアバウトで止めるという強者も居た(笑)
他にもか数え切れないほど賄賂を払ったが、、、
フェリックス曰く
「ウチのボスはコンゴ生まれのコンゴ育ちだから、、、」
事情をよく分かっているらしい(笑)
だから、領収書無しの出費もある程度は問題が無い。
僕のボスもコンゴを知っている人で良かった、、、
兎に角、最初は強烈に直接的で面食らったが、
慣れればなんて事は無い。
ポリには平伏して(笑)オネエチャンは上手にあしらい
ホテルの受け付けもNgomaのお陰で仲良くなり。
最終日は凄い部屋に移らせてもらった。
そうさ
僕はいつの間にか、、この国・人が好きになっていたんだ。
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