2010年7月4日日曜日

コンゴの常識・日本の常識(番外編)

僕はコンゴ初心者なので、、

歴戦の強者達が聞けば

「そんなの当たり前じゃん」程度の事だろうが、、

その1:ビザが無かった!?

一応ナイロビでビザは取れるのだが

蔦田さんにハナシを聞いていたので

国境でとる取る事にする。

ルワンダを無事に出てから

コンゴ側に入ると

”ゾンビ”のように制服達が群がってくる。

曰く「ビザは俺に任せろ!」

軽くいなして打ち合わせ通りフェリックスに頼むと

数分してからビザを貰えた。

が!パスポートには何も無く、、、

紙切れ一枚だけだった、、、

どうやら、これがビザらしい、、、本当かな??

その2:部屋の予約も賄賂次第 

一応キガリの国境越えが専門の業者を通じ

ゴマで一番のホテルを予約しておいたのだが、、、

どのくらいのホテルかと言うと、

大統領や官僚達、後は外人ばかりが泊るホテル。

しかし!受付曰く「そんな名前の予約は無い」

フェリックスさんが幾らか掴ませると、、、

「おお!こんな所に名前があった!!」

しかし! 連れて行かれた部屋は

発電機の上で、、話しもできない(笑)

他の部屋にしろ!と怒っても「満室」の一点張り。

しかし!再び幾らか掴ませると

静かな湖畔の部屋が用意された(笑)

その3:女は黙って酒を注ぐ!

一応ナイロビの夜のオネエチャン達は

「ねぇねぇ、一杯おごってよ!イイでしょ?」といった感じで

色々な事が始まるのだが、、、

ゴマのオネエチャンはイキナリ隣りに座って

俺のビールをを勝手に注ぎ始める(笑)

おい、ちょっと待て!コラ!(笑)とたしなめると

「●×△◎×▼!?」と言って去って行った(笑)

横ではフェリックスが大笑いしている(笑)

いやぁ~ナメられてんなぁ~俺は!!

これがキッカケで毎晩出かけることになる。

その4:ポリへの賄賂は迅速に!! 


日中車で市外へ出ると

各ランドアバウトでポリに捕まる(笑) 


理由は、、、

*飲み水を積んでいない
*窓を開けて走っている
*タイヤが指定のモノではない等、、、なんでも良い(笑)

問題は、、、

ポリは1人2人の内にハナシをつけることだ。

さもないと、、、

ウヨウヨ後からやって来て

「私はこれで良いが、、、他の連中が何と言うか、、、」

という事で手痛い出費を余儀なくされる(笑)

まぁ、ルワンダ・ナンバーの車で

外人の僕が助手席に乗っていれば

そりゃあ、カモだよな。

隠れて上手くやり過ごせても

見つけられた途端!バイクで追いかけて来て

次のランドアバウトで止めるという強者も居た(笑)



他にもか数え切れないほど賄賂を払ったが、、、

フェリックス曰く

「ウチのボスはコンゴ生まれのコンゴ育ちだから、、、」

事情をよく分かっているらしい(笑)

だから、領収書無しの出費もある程度は問題が無い。

僕のボスもコンゴを知っている人で良かった、、、

兎に角、最初は強烈に直接的で面食らったが、

慣れればなんて事は無い。

ポリには平伏して(笑)オネエチャンは上手にあしらい

ホテルの受け付けもNgomaのお陰で仲良くなり。

最終日は凄い部屋に移らせてもらった。

そうさ

僕はいつの間にか、、この国・人が好きになっていたんだ。

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