ウガンダでは帰りに「ムパンビレ」という村に寄り
昔馴染みの太鼓職人を訪ねる。
昔、NHKで故・石川晶氏がウガンダを訪ねる番組があり
そこに出ていた老人の叩く太鼓にノックアウトされた。
老人の名前はガイラ翁、太鼓の名前はバキシンバ。
僕は「ンゴマ・ンジョケズィ」なんて呼ぶ。
既にガイラ翁は亡くなり、この村も色々な事が変わっていた。
まあ、この場では「怒り」を極力抑えているので
簡単にしか言わないが、、、、
無知で無責任なバカが世界中で
「Africaの太鼓の代名詞=Djembe」を
買い求める事によって
ここでもキチンとした太鼓職人が困っている。
要するに東アフリカにDjembeは無い。
それなのに金を持ったブクブク太った連中が
東アフリカ諸国でもDjembeを買い求めるから
昔ながらの
その各民族の
伝統的な腕の良い職人達が
その技術を捨てて偽物Djembeを作っている。
食べて行く為に。
いいか、
絶対に
間違っても
東アフリカで
Djembeなんて買い求めんなよ
バカ野郎が。。。。
と云う事で、連絡が途絶えた師匠の近況を尋ね
バキシンバ1つと、ナンカサ1つ、アマディンダ(小型)を
買ったらお金が無くなってしまった、、、、参った。
しかし、出発直前までアマディンダの調律を行ってくれた
ピーター達には感謝だ。
その技術を確りと守って欲しいと切に願う。
また、この日は滞在費を1日削るほど
太鼓に散財し、目的地到着前にこの村で
太鼓談義に盛り上がってしまった為に
飯抜きで夜12時まで車を走らせ
ケニアとの国境付近のトロロまで行く羽目になった。
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