2010年7月8日木曜日

Congo(旧・ザイール)までの道 その10

ウガンダでは帰りに「ムパンビレ」という村に寄り

昔馴染みの太鼓職人を訪ねる。

昔、NHKで故・石川晶氏がウガンダを訪ねる番組があり

そこに出ていた老人の叩く太鼓にノックアウトされた。

老人の名前はガイラ翁、太鼓の名前はバキシンバ。

僕は「ンゴマ・ンジョケズィ」なんて呼ぶ。

既にガイラ翁は亡くなり、この村も色々な事が変わっていた。

まあ、この場では「怒り」を極力抑えているので

簡単にしか言わないが、、、、

無知で無責任なバカが世界中で

「Africaの太鼓の代名詞=Djembe」

買い求める事によって

ここでもキチンとした太鼓職人が困っている。

要するに東アフリカにDjembeは無い。

それなのに金を持ったブクブク太った連中が

東アフリカ諸国でもDjembeを買い求めるから

昔ながらの

その各民族の

伝統的な腕の良い職人達が

その技術を捨てて偽物Djembeを作っている。

食べて行く為に。

いいか、

絶対に


間違っても


東アフリカで


Djembeなんて買い求めんなよ


バカ野郎が。。。。



と云う事で、連絡が途絶えた師匠の近況を尋ね

バキシンバ1つと、ナンカサ1つ、アマディンダ(小型)を

買ったらお金が無くなってしまった、、、、参った。

しかし、出発直前までアマディンダの調律を行ってくれた

ピーター達には感謝だ。

その技術を確りと守って欲しいと切に願う。

また、この日は滞在費を1日削るほど

太鼓に散財し、目的地到着前にこの村で

太鼓談義に盛り上がってしまった為に

飯抜きで夜12時まで車を走らせ

ケニアとの国境付近のトロロまで行く羽目になった。

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